SKYSEAを使ってみた感想-IT機器が多い職場で大活躍
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クライアント運用管理ソフトウェアの「SKYSEA」を使ってみた感想を記事にしました。複数の拠点があり、IT資産が数百以上になる企業ではIT運用を管理するのに役立ちます。
導入の背景
SKYSEAは、資産管理・ログ管理・セキュリティ管理といった『情報漏洩対策』や『IT運用管理』を支援する機能を搭載したクライアント運用管理ソフトウェアです。
従業員ごとにパソコンを支給するにあたり、セキュリティ面を強化するために導入しました。拠点が離れている場合、物理的に端末の存在を確認する方法がないので、SKYSEAを導入して端末の所在や利用状況を把握したいという狙いです。
- エクセルでIT機器の資産管理台帳を作っているため、最新の情報が反映されていないことがある
- USBメモリやDVDにデータを書き込んで持ち出せてしまうのを防ぎたい
外観・利用イメージ
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IT機器にSKYSEAをインストールすれば、管理画面にIT機器の情報が集約されます。インストール済のアプリケーションやインターネットの閲覧履歴、IPアドレスなど、パソコンの情報をすべて把握できます。
機能
ソフトウェアを配信したり、端末の電源をON/OFFできるのが便利で助かっています。
よかったところ
資産管理よりも、リモートでソフトを配布したり電源操作ができるといった実務的な機能が充実しているのがシステム管理者目線では便利です。
すでに利用中のパソコンの設定変更等の作業は、夜間や休日などパソコンを利用していないときに限られるのですが、リモートで電源をONにして画面操作できるので利用者との端末を使う時間を調整する必要なくスムーズです。
- 物理的に離れた拠点のパソコンを操作できる(電源のON・OFF)
- 資産をリモートで配布できる
NASのファイルを削除・移動してしまう人がいたときに、操作ログを辿れば復元できるので社内トラブルのリカバリに活用できます。
わるかったところ
特にないけど、新しいパソコンを導入するときに必ずキッティングしないといけないので、キッティング工数は上がります。端末名を変更しても変更が反映されないこともあります。
自分ひとりで導入するのは大変なので、パートナー会社に導入依頼をする必要がある。
価格・コストパフォーマンス
導入コスト、利用コストは結構かかる
サーバーそのものが費用が高い上に、システムを導入する際は販売代理店やパートナー会社に仲介してもらもらうのが一般的なようですので、明確な費用は公開されておらず都度、見積もりになります。情報セキュリティは、売上アップやコストダウンに直結しないので予算の確保に苦戦する企業は多いかもしれません。
こんな人におすすめ
- 複数の拠点がある企業
- IT資産(パソコンやプリンタなど)が100台を超える企業
まとめ
SKYSEAを利用した感想を書いてみました。導入コストが高く、高度なIT知識が必要になるため導入ハードルも高いです。しかし、IT機器が様々な拠点にあり、管理に四苦八苦している企業には、導入効果があるサービスだと思います。手軽に使えるクラウド版もリリースされていますので、トライヤルなど相談してみてはいかがでしょうか
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